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CMOS(シーモス、Complementary MOS; 相補型MOS)とは、MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)を相補形に配置したゲート構造のこと。デジタル回路に用いられる。そこから派生し多義的に多くの用例が観られる(『#その他の用例』参照)。 == 原理 == pチャネルとnチャネル のMOSFETを、相補形に配置したゲート構造である。 CMOSを使った最も基本的な回路である、インバータ(論理反転回路)を右図に示す。この回路において、VddとVssは電源線(VddはVssに対して3〜15V程度の電位差を持つ)で、Aが入力信号線である。Vdd側(図中上側)がPMOS-FETでありVss側(図中下側)がNMOS-FETである。 AがVssと同じ電位を持つとき、上のFETがオンになり、下のFETがオフになる。このため、出力Qの電位はVddとほぼ等しくなる。また、AがVddと同じ電位を持つとき、上のFETがオフになり、下のFETがオンになる。このため、出力Qの電位はVssとほぼ等しくなる。つまり、Aと反対の電位がQに現れる事になる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CMOS」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CMOS 」があります。 スポンサード リンク
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